画像を見て頂ければ範囲が分かると思いますので、前頁と同様、選
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エイダイの巾木 [エイダイ内装材]

最近は内装の化粧材にエイダイの製品を使うことが多くなってきてます。

今回は巾木について書いてみます。

まずは寸法をあたります。

スケールであたりますが、たくさんの種類があってどれを買うか迷ってしまいます。
個人の好みによるところが大きいですが、私は700円~1000円くらいのテープ巾25mmを使います。
スケールは消耗品です。スケールが狂っていると全てが狂ってしまいます。
先端の爪がおかしくないか気を付けて下さい。
 
これは全ての仕事に共通する超重要なことなんですが、寸法をあたる時はできるだけ正確にあたります。
なんらかの調整が必要な時は墨付けの時にします。

最初の採寸はジャストと決めることによって数字の間違いを少なくする目的があります。


カットする時はスピーディーで正確な留切りが一番適していますが、数が少ない時や役物を使う場合は丸ノコや手ノコでもmいいと思います。

取り付けには白ボンドとピンタッカーを使います。ボンドは点付で上下2列つけます。
KIMG0212.JPG
釘を打つ場所ですが、よく溝のなかに打つように書いてあったりしますが、溝にうたずに上と下に一本ずつ止めます。


巾木の厚み自体7ミリしかないのに、溝の中だとほんと数ミリなのでピンのききが悪いからです。目立たないのはもちろん溝の中なんですが、目線にないしピンのききを優先します。


この製品は入隅と出隅に使う役物も用意されていてかなり施工がしやすくなっています。

下端にゴムがついているスカート付きと、何も付いていないやつがあります。

巾木は床がどうしても真っ直ぐではないため、ぴったりつけるのがなかなか難しいんですが、

スカート付きの巾木はそれを簡単に補ってくれます。

床と巾木の隙間はクレームとして上がることもあるので注意が必要です。


ゴム付きの巾木はカットする時にゴムのほうが留め切りにあたると時切りにくいので
、巾木を加工して専用の定規を作ります
KIMG0210.JPG


取り付けるときに必ず上から押さえつけてゴムをつぶしたようにして施工します。

これで床との隙間はほとんど気にならなくなります。


役物を使う時の注意点ですが、

役物の下端はゴムの分のすきまができます。

説明書の通りにやるとゴムがつがらないために下からのぞくとゴムが切れてしまっています。

やり方は役物なしで巾木を入れるときのように入隅、出隅ともに留めでカットします。

その時に出隅はマイナス1ミリ、入隅はマイナス2ミリします。
KIMG0213.JPG
採寸の時はジャストであたり、墨付けする時にマイナスします。

そして取り付けるわけですが、役物は巾木の端っこの釘を打たずに上から落としこみます。

最初がうまくのぞけば、コンコンと叩いてするっと入ります。

ボンドが乾く前に役物取り付けとピンの固定をしないといけないので、作業は急ぎ気味でさっさとやります。


この役物は巾木との隙間がきになりますが、まあ許容範囲でしょう。


現場でありがちなのが巾木は足りるんだけど、役物が足りないという状況です。
こんな時は役物はとりあえず無視して先に巾木を固定してしまいます。

そして後日材料が来たら、裏の羽をカットして両面テープで固定するといいでしょう。

あとゴム付きの巾木は取り付けたときに下のほうが壁から浮いてしまいやすいのでピンネイルを止めてしまったら、ハンマーで下のほうを叩いてまわります。
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